フルーレって何？ フェンシングの太田、フルーレ個人で銀メダル。

フェンシングの男子フルーレ個人では、太田雄貴（京都ク）が世界ランク１位のドイツ選手ら欧州の強豪を連破。決勝では敗れたが、フェンシングで日本にとって史上初のメダルとなる銀メダルを獲得した。

フルーレって何？
個人？　団体もあるのか？
とフェンシングはわからないことだらけなので、調べてみました。

フェンシングではフルーレ、エペ、サーブルの3種の武器があり、これらがそのまま種目名となっている。

フルーレとは：
18世紀における紳士の一般的な携帯武器であるレイピアが軽量化された、スモールソード用の練習剣に由来する。
「突き」だけで、相手が攻撃をしてきたならば、その剣を払ってからでなければ反撃してはならないというルール。
有効面は「金属繊維で出来ているジャケットを着用した部分（頭・両足・両腕を除いた胴体部分すべて）

エペとは：
近代のフェンシングで用いられていた伝統的な決闘用の武器に最も近い剣である。
剣先で相手を突くだけ。
全身（頭から爪先）のどこを突いても有効。

サーブルｊとは：
騎兵隊が用いていたサーベルよりはるかに軽い、北部イタリアの決闘用サーベルに由来するものである。
「切り」が主体ですが、「突き」もできる競技。
有効面は「選手の腰から上の部分」で、頭・両腕も含まれます。

＜個人戦＞
1試合3セット（計3分、セット間1分）戦うか、1選手が15トゥシュ（突きありの宣告）取るまで。
＜団体戦＞
1チーム3人が3試合ずつ行う。最初に計45トゥシュに達したチームの勝ちとする。

歴史もあり、なかなか奥の深いスポーツのようです。
よくフェンシングの基盤がない日本人が、メダルをとれたものだ。

太田 雄貴（おおた ゆうき、1985年11月25日 - ）
滋賀県大津市出身の、日本の男子フェンシング選手。種目は-フルーレ。
同志社大学商学部卒　京都クラブ所属。